装用閾値検査(そうよういきちけんさ)とは、補聴器をつけた状態で測る聴力検査です。
純音聴力検査(一番よく受ける検査)はヘッドホンを着けて行いますが、装用閾値検査は音場で、スピーカーから出る音を聞きます。
使われる検査音も、純音聴力検査ではピュアトーン(PT、純音)ですが、装用閾値検査ではワーブルトーン(WT、震音)と違いがあります。
検査結果は装用した状態で測定した閾値(聞こえる最小の音圧)が色付きの▲で表され、裸耳(補聴器を外した耳)で測定した閾値が白抜きの△で表されます。
そして、▲と△の差(dB)が補聴器で得られた利得(りとく、ゲイン)となります。